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1998 年度 実績報告書

簡易な潜在的走能力・適性の評価法および走能力開発プログラムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09878023
研究機関福岡大学

研究代表者

鬼塚 純一  福岡大学, スポーツ科学, 助教授 (30122683)

研究分担者 進藤 宗洋  福岡大学, スポーツ科学, 教授 (30078539)
田中 宏暁  福岡大学, スポーツ科学, 教授 (00078544)
キーワードrunning / critical velocity / OBLA
研究概要

昨年までの研究でランニングについてもクリティカルパワー説が有効であることが明らかになった。クリティカルパワー分析法のY軸は仕事量である。先行研究では、仕事量がランニング時の走行距離×体重で予測可能であることが示されている。そこで本研究では、トレッドミル負荷法を用い無負荷と重量負荷(+10kg)の2つの条件でそれぞれ3種の異なるスピードでのexhaustion timeを測定した。その結果、走行距離×(休重+重量負荷)をY軸にexhaustion timeをX軸にすると、2条件の回帰直線の傾き、切片に有意差はなく一本の回帰直線で表わせることが明確となった。したがってランニングにクリティカルパワー分析法を応用することにより、個人の特性と同時に個人の潜在的パフォマンスを推測できると考えられた。
さらに高校生を対象に、1000mと1500mのタイムトライアルから求めたCVからOBLAが予測できる可能性が示唆された。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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