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1997 年度 実績報告書

自然にやさしい工作・工芸教材の研究ー埼玉県の伝統工芸を手がかりとしてー

研究課題

研究課題/領域番号 09878039
研究機関埼玉大学

研究代表者

都筑 邦春  埼玉大学, 教育学部, 教授 (60006583)

キーワード工作教育 / 工芸教育 / 伝統工芸 / 木工芸 / 手工芸
研究概要

自然破壊が憂慮されるようになってから久しいが、地域の風土・習慣をふまえた伝統的な工芸は、常に自然との融合をはかりながら製作形態が伝承されてきた。現在の自然を変革するという観点から、追求される教材に対し、自然を護るという観点から、工作・工芸の教材を考えようとするとき、地域の伝統工芸は、多くの示唆を与えるものと思う。埼玉県は、平野と共に山の多い県でもある。そこで、木工芸を中心にした教材を考えることにした。木工芸の現状を知るために
1)児玉郡神泉村立神泉小学校・村立神泉中学校・村立いずみ幼稚園で工作・工芸教育の現状を調査し、児童生徒の作品をデジタルビデオカメラで記録した。
2)神泉村森林組合で、神泉村の木材の状況に関する話を聞き、資料を収集した。
3)神泉村の木工制作者の工房を訪ね、工房の状況をデジタルビデオカメラで記録し、制作に関する話を聞いた。
4)神泉中学校元教員の野口匡郎氏から、以前の教育状況について聞き、テープレコーダーに記録した。
5)秩父郡大滝村立大滝小学校・光岩小学校・大滝中学校で工作・工芸教育の現状を調査し、児童生徒の作品をデジタルビデオカメラで記録した。
6)大滝村森林組合で、神泉村の木材の状況に関する話を聞き、資料を収集した。
次年度は、埼玉県の工作・工芸教育の現状と木材の状況をふまえ、木材を有効に利用できる工作・工芸の教材を作成する。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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