研究概要 |
(1)学校教育で使用されてきた歴史年表及び関連資料の調査を行い、これまで使われてきた学校用歴史年表の収集と、それが社会科(歴史)でどのように使用されてきたかに関する二次資料及び研究文献の収集を行った。 (2)西暦に代表される「連続的時間による認識」と、古代・中世・近代に代表される「区切られた時間による認識(Compartmentalized Time)」が、子どもの歴史認識形成にどのように関わっているかについて、質問紙案の原案を作成し、その有効性を検討した。 (3)国際歴史教育学会の年次集会で、日本における歴史年表について説明し、諸外国からの出席者の、それに対する意見を聴取した。 (4)ドイツのエッセン高等研究所、及びゲッチンゲン大学で、研究成果の一部を、"History as roranticism,""Sense Formation in Practical Life"と題するテーマで発表し、学術的質疑応答を行った。
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