(1) 平成9年度に作成した「連続的時間による認識」と「区切られた時間による認識」が、子どもの歴史認識形成にどのように相関しているかについて、のアンケートを、89人に実施した。 (2) アンケートを整理し、子どもが歴史学習の中で、どのような形で時間認識を獲得しているかについて、分析を進めている。 (3) アンケートとは別に、以下の4つの国際会議で研究発表及び講演を行った。いずれも、本研究の一部を含む発表である。 (3-1) 5月22日、エラノス会議(スイス)で、"Between Past and History:a comparative typology of historical thought"と題する講演を行った。 (3-2) 5月25日、ウプサラ大学(スウェーデン)で、"The Historical Culture in Modern Japan"と題する講演を行った。 (3-3) 9月16日、国際歴史教育学会(ロシア科学アカデミー、モスクワ)で、"Theaching of Historical Time in a Globalizing Society"と題する研究発表を行った。 (3-4) 11月5日、時間論に関するアムステルダム国際会議(アムステルダム大学、オランダ)で、"The East Asian Chronology in Compartive Perspective"と題する講演を行った。
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