研究概要 |
1.磁場内における細胞の運動性およびcell cycle変化の解析……ミドリムシおよびゼニゴケ培養細胞をアフィデコリン等の同調剤を使って同調の後8Tの磁場内にいれ,その運動性,特に走光性および走化性に対する磁場効果を調べた。 2.磁場内における培養細胞のアポトーシスの解析…‥植物培養細胞にあらかじめ低分子のストレス化合物を投与した後,磁場中にいれ,低磁場(0.5T)から強磁場(8T)まで段階的に磁場強度を変え,アポトーシス磁場をかけない場合に対して有為に誘起されているかどうかし調べた。 アポトーシス生起の初期過程と細胞内情報伝達過程の解明‥…ストレス化合物を投与した後,磁場によって過酸化水素等の活性酸素種の濃度がどのように変化するかを測定した。 4.磁場中で発現する遺伝子の解明‥…強磁場に曝した培養細胞から継時的にmRNAを単離し,強磁場に曝すことにより特異的に発現した遺伝子を探索した。
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