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2011 年度 実績報告書

SIRT2選択的阻害薬の創製と医薬化学的応用

研究課題

研究課題/領域番号 09F09349
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

宮田 直樹  名古屋市立大学, 大学院・薬学研究科, 教授

研究分担者 AHMEDABDELRAHEEM AbeerAbd-ElraheemElkady  名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 外国人特別研究員
キーワードエジプト / HBV / 肝炎ウイルス / リツキシマブ / 血液疾患 / COHP
研究概要

今年度は外国人特別研究員自身が、10月初旬に2週間エジプトを訪問し、研究協力施設であるSouth Valry University, South Egypt Cancer Instituation, Assuit University, Sohag Faculty of Medicine Hospital, Sohag Universityにおいて、血液疾患を対象に、書面上で同意が得られた患者から血清と臨床データを収集し、HBV関連マーカーを測定、HBV-DNA陽性例に関してはウイルス遺伝子解析を行い、昨年度迄に既に測定を終えた結果も加えて以下の通りの解析結果となった。
1.エジプトアシュートがんセンターを中心としたコホートにおいて、高リスク群である血液疾患におけるHBV既往感染は、日本人と同等であった(54/165,32.7%)。
2.HBsAg陰性、HBc抗体陽性のいわゆるHBV既往感染者54人の血清からDNAを抽出し、潜在性HBV感染の有無を検討した。13人がPCR陽性(24.1%)で、6人のHBV全塩基配列が決定できた。
3.6例に関して全例エジプトに多いgenotype D1であり、5例においてS領域に複数のエスケープ変異を認めた。現在、変異クローンを作成、in vitroで検証中である。
これら研究成果は現在2つの論文に投稿を予定しており、帰国後も共同研究を継続していく予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Multiple intra-familial transmission patterns of hepatitis B virus genotype D in north-eastern Egypt2012

    • 著者名/発表者名
      Ragheb M, Elkady A, Tanaka Y
    • 雑誌名

      J Med Virol.

      巻: 84(4) ページ: 587-595

    • DOI

      10.1002/jmv.23234

    • 査読あり

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公開日: 2013-06-26   更新日: 2013-07-02  

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