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2009 年度 実績報告書

食料の未来: 都市の持続可能な食料システムの国際展開協力への挑戦

研究課題

研究課題/領域番号 09F09779
研究機関東京工業大学

研究代表者

中島 秀人  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授

研究分担者 MORENO-PENARANDA Raqouel  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 外国人特別研究員
キーワード都市農業 / 国際開発協力 / 持続可能な農業 / 自然資源管理
研究概要

2009年度は、1)ネットワーク、2)研究材料の入手、3)研究チームの強化、4)現地調査、5)コンピューターを使っての研究の5つのカテゴリーにしたがって研究を進めた。
1)ネットワーク構築の主な目的は、日本における様々な機関の行っている研究に親しむことであると同時に、都市農業エコロジーの分野の研究者と実行者とが集まるミーティングや会議に参加することにより、研究分野間のネットワークを築くことにある。国際開発専門家や研究者との連絡をとりながら、都市計画、都市エコロジー、持続的開発、自然資源管理などを踏まえ、研究アイデアについて議論した。その結果、南東沖縄における社会的環境の変化に焦点を当てた、持続可能な自然資源管理プロジェクトに専門家として加わることができた。2)現地調査や民俗学的調査に必要なソフトウェアーやボイスレコーダーといった機材の選定、購入をした。3)持続可能な社会のための科学技術に関わるインターンを迎え入れ、チームの強化をはかった。4)2010年1月には、京都と奈良にて歴史的視点からみた都市自然資源管理に焦点を当てた、生態系の特性について調査した。京都大学では、参考文献の入手と同時に農業経済と都市計画学部の研究者とも意見交換をした。2010年2-3月には、首都圏の都市庭園や都市農業に関わるコミュニティー組織、NGO団体を訪問、民族学的データそれぞれの団体のリーダーや専門家にインタビューを行った。5)文献の収集、研究に必要なデータベースの探索を行った。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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