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2009 年度 実績報告書

メディアアート「再考」―ヴィデオアートを中心に

研究課題

研究課題/領域番号 09J00355
研究機関京都大学

研究代表者

太田 純貴  京都大学, 文学研究科, 特別研究員(DC2)

キーワードメディアアート / ヴィデオアート / アルス・エレクトロニカ / メディア考古学 / 視覚教育
研究概要

平成21年度の主な研究実績は、フィールドワーク、学会発表(理論的考察)、翻訳の三点である。
フィールドワークは、当初アメリカ等を予定していたが、メディアアートおよびヴィデオアートの基本的な作品およびそれらの最新の動向を押さえることが必要と判断したため、採用二年次の計画を先行させた。具体的には、これらの基本作品を所蔵している美術館ZKM(カールスルーエ、ドイツ)を中心とした作品・文献調査と、最新のテクノロジーを利用したアートの動向が反映されるフェスティヴァル「アルス・エレクトロニカ」(リンツ、オーストリア)への参加である。これらのフィールドワーク(フェスティヴァルおよび美術館調査)の研究成果は、最先端の動向(作品・理論)の把握、人的交流、芸術作品(主にメディアアート作品)の調査、日本国内では入手困難であった資料の収集である。また、帰国後、京都大学でフィールドワークの報告会を行った。
理論的考察に関しては、ヴィデオアート、メディアアート受容史の言説分析を中心に行った。特にヴィデオ(アート)を論じるのに重要であるロザリンド・クラウスの論文「ヴィデオ:ナルシシズムの美学」を取り上げ発表を行った。発表では、その読解を通してメディアアートを論じるための同期/非同期、フィードバックといった時間論的概念を導きだした。また、1960年代、70年代のヴィデオアートには身体に焦点を当てた作品が数多く制作された。こうした身体に関する問題を論じるための理論的準備として、ドゥルーズの「身体のどもり」という概念に注目し、学会発表でドゥルーズのテキストを読解し理論的射程を明らかにした。現在はこの概念を具体的な作品への応用を検討中である。
翻訳は、メディア考古学に関する英語論文と、スイスと日本の視覚教育を比較検討した英語論文の二本を行った。いずれも、視覚文化論、メディア論などの基礎論文となると考えられる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] ヴィデオ試論2009

    • 著者名/発表者名
      太田純貴
    • 学会等名
      第8回京都美学美術史学会研究大会
    • 発表場所
      京都大学(京都府)
    • 年月日
      2009-12-12
  • [学会発表] どもるということ2009

    • 著者名/発表者名
      太田純貴
    • 学会等名
      日本記号学会第29回大会
    • 発表場所
      東海大学(神奈川県)
    • 年月日
      2009-05-18
  • [備考] で業績を随時反映予定である

    • URL

      http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/aesthetics/people/index.htm1#ota

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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