研究課題/領域番号 |
10041008
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研究種目 |
基盤研究(A)
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応募区分 | 一般 |
研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
石井 溥 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所・所長 教授 (90014513)
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研究分担者 |
島本 義也 北海道大学, 農学部, 教授 (00001438)
岩坂 泰信 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (20022709)
板垣 雄三 東京経済大学, コミュニケーション学部, 教授 (10014458)
渡辺 興亜 国立極地研究所, 教授 (60111861)
立本 成文 京都大学, 東南アジア研究センター, 教授 (50027588)
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キーワード | 国際学術研究 / 海外学術調査 / 地域 / 情報提供 / 連絡調整 |
研究概要 |
1.研究分担者全体会議の開催: 5月、9月、12月、2月の4回にわたり開催した。 2.「研究連絡会」の開催: 科研費(海外学術調査)の取扱いが文部省から日本学術振興会に移行したことに伴い、4月下旬の内定の時期を待って開催することになるので、平成11年度には開催せず、平成12年度の研究連絡会は6月開催予定となった。 内容については、全体会開催後、(1)太平洋・東アジア地域(2)中国地域(3)中央・南・西アジア・北アフリカ地域(4)北ユーラシア極地地域(ヨーロッパを含む)(5)アフリカ地域(6)アメリカ大陸、の各分科会に分かれて、調査研究を実施する際の諸問題について、意見及び情報交換を行う。また、科学研究費補助金(海外学術調査)講演会を同日の午前中に実施する予定を立てた。 3.海外における学術研究体制の調査: アフリカのニジェール・ガーナ・セネガルについて、現地の実情調査を実施し、関係研究者及び研究機関に提供する情報を収集した。この派遣で得られた情報は、ニュースレター等で全国の研究者へ提供する予定である。 4.「海外学術調査ニュースレター」(No.42)を編集・配布し、関係研究者に情報を提供した。 5.「国際学術研究調査関係研究者名簿」(平成7年度版)を編集した。この名簿は、平成12年度に印刷し、研究者及び研究機関に配布する予定である。 6.当研究組織は、科学研究費による国際学術研究(海外学術調査)に関する諸問題について総合的研究を行い、関係研究者の研究連絡、情報交換の場の提供、関係資料の整備・充実、調査研究対象地域の実情把握等により、海外における学術研究の円滑にして効果的な実施を助けるといった研究目的で活動しており、昭和50年度に当総括班が組織されてより、一貫して国際学術研究(海外学術調査)の特色である海外での調査研究活動を側面から手助けしてきた。 このように、長年培ってきた実績を基に活動し、多くの研究者の海外での調査研究の側面援助を行ってきたわけであるが、今後は、研究者へのアンケート等により、ホームページをますます充実させ、時代に即したテーマのもと関連情報を提供しつつ研究者のニーズに応えるべく活動範囲を拡大し、充実させてゆく予定である。
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