研究課題/領域番号 |
10041021
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 大阪学院大学 (2000) 京都大学 (1998-1999) |
研究代表者 |
宮岡 伯人 大阪学院大学, 情報学部, 教授 (60002979)
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研究分担者 |
大島 稔 小樽商科大学, 言語センター, 教授 (00142787)
津曲 敏郎 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80113588)
崎山 理 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 教授 (10030131)
呉人 恵 富山大学, 人文学部, 助教授 (90223106)
遠藤 史 和歌山大学, 経済学部, 助教授 (20203672)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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キーワード | 環太平洋 / 言語調査 / 少数民族言語 / 記述文法 / 危機言語 |
研究概要 |
1.海外での調査活動:研究協力者をも加えた各参加者が年に2ヶ月ほどの現地調査をおこない、資料提供者からの聞き取りにより言語資料を蒐集し、これまで各自が持っていた言語資料の不足部分を補完するとともに、新たな側面にかんする記述をおこなった。現地調査によりえられた資料は各自が帰国後分析をすすめ、文法記述を進展させた。 2.研究会議の開催:毎秋に研究会をひらき、研究成果の報告とその検討をおこなうとともに、次年度以降の調査計画あるいは成果公刊について話し合った。平成10年秋の研究会にはAnthony Woodburyを日本(京都大学)に招聘し、講演を依頼するとともに、各人の調査結果の検討ならびに報告書の作成に助言と協力をもとめた。 3.研究成果の公刊:これまで数年にわたり出版を続けてきた『環北太平洋の言語(Languages of the North Pacific Rim)』の第4巻を、研究代表者宮岡と研究分担者大島がとりまとめ、1998年7月に出版、2000年7月には宮岡の編集により第5巻を出版、さらに2001年3月に第6巻(宮岡と研究分担者遠藤が編集)を出版予定である。これら以外にも、三つのテキストが出版を待つほか、本研究の成果はさまざまな論文集や出版物等において公にされている(うち一部を次頁研究発表に記載)。
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