研究課題/領域番号 |
10041079
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研究種目 |
国際学術研究
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応募区分 | 学術調査 |
研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
嶋矢 志郎 広島市立大学, 国際学部, 教授 (30264922)
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研究分担者 |
張 可喜 中国新華社, 世界問題研究中心, 副所長
VERSHUER C.V フランス国立高等研究所(研究職), 教授
BROWN L.R. 米国ワールドウォッチ研究所(研究職), 所長
ODONOGHUE J. アイルランドコーク大学, 経営学部, 教授
福岡 克也 立正大学, 経済学部, 教授 (80062777)
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キーワード | NGO・NPO / 平和貢献 / 環境保全 / 平和観 / 環境(自然)観 / 戦争と平和 / 20世紀と21世紀 / 位相と変容 |
研究概要 |
1.本研究の狙いは、国際社会で活躍するNGO・NPOの平和維持と環境保全をめぐる諸活動の実態を調査・分析して、その位相と変容を構造的に考察・解析することにより、21世紀へ向けての平和秩序の創造と維持に寄与・貢献するため、政策提言に役立てることにある。 2.そこで、日中仏宋の4ヵ国におけるNGO・NPO諸団体を対象に実査を掛け、国際比較分析を計画、第1年度には日中の実査を実施。現在、集計・分析中で、第2年度に仏米の実査を予定、4ヵ国の集計・分析結果が出揃う第3年度に総合分析を取りまとめる予定である。 3.日本の国内調査では、NGO約370団体を対象に実査した結果、全体の約50%、185団体の回答を得ている。中国調査では、中国でのNGO概念が未成熟で、掌握が不可能なため、やむなくNGOに代わる、学識経験者及び知識層300人を無作為抽出、全体の80%、238票の回収率。 4.調査内容は、大別して前半は戦争と平和について、後半は自然観や文明観をはじめ、ものの見方・考え方・生活様式と社会規範など、主に価値観や世界観を含め、内面的な属性を調査している。
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