研究課題/領域番号 |
10041109
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
棚部 一成 東京大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20108640)
|
研究分担者 |
重田 康成 国立科学博物館, 地学研究部, 研究官(研究職) (30270408)
前田 晴良 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (10181588)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 1999
|
キーワード | 極東ロシア / コリャク地方 / 白亜系 / アンモナイト / イノセラムス / 国際対比 / 古生物地理 / 古水温変化 |
研究概要 |
カムチャッカ半島北部からコリャク台地にかけての地域は、自然条件の苛酷な辺境地域である。この地域に保存良好な動物化石を含む海成白亜系が広く分布することが分かったのは20世紀初頭のことである。この100年間に多くの勇気ある探検家と地質学者により、広大な地域の地質調査が行われ、層序や化石群が調べられてきたが、未だ未踏査地域も多く残されている。また、化石の古生物学的研究もごく一部の分類群についてのみ行われているにすぎない。なかでも白亜紀後期アンモナイトについては化石群の内容も未だ十分に把握されておらず、古生物学的情報が欠けた空白地帯となっている。そこで、北カムチャッカの白亜紀化石群の内容を明らかにし、古生物学的空白を埋めるため、平成10年度と11年度に、Penzhina湾東海岸地域の地質調査を行った。
|