研究課題/領域番号 |
10041127
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研究種目 |
国際学術研究
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応募区分 | 学術調査 |
研究機関 | 高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
永宮 正治 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (90011692)
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研究分担者 |
BRYMAN D トライアンフ研究所, 主任研究員
LITTENBERG L ブルックヘブン国立研究所, 主任研究員
福田 共和 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (50116092)
笹尾 登 京都大学, 理学部, 教授 (10115850)
石原 正泰 東京大学, 理学部, 教授 (40013396)
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キーワード | ハドロン / ビーム物理 / 原子核物理 / 素粒子物理 / 大強度加速器 / ハイパー核 / 反陽子 / 稀崩壊 |
研究概要 |
平成10年度は本研究の初年度に当たり、世界の主たる研究機関へ国内の研究者を派遣してハドロン物理学に関する調査・検討を行った。派遣先は米国・ブルックヘブン国立研究所、ヨーロッパ素粒子物理研究所(CERN)、スウェーデン・ウプサラ大学などの大強度ハドロン加速器では実績があり最先端の研究を行っている研究施設を中心とした。調査・検討項目は、ハイパー核に関する実験計画について、1次陽子ビームを用いた実験計画について、K中間子稀崩壊実験計画について、反陽子を用いた実験計画についてなどの大強度陽子加速器を用いたハドロン物理学の研究推進に係る項目である。この結果、これまで国内で検討されてきたハドロン物理学の研究計画に関して国外の研究者から広い関心が寄せられ、また、海外の研究者からも具体的な実験計画の提案があるなど大きな進展を見た。また、アジアとの研究交流についても国内の指導的な研究者を韓国などに派遣して研究交流・協同研究の可能性について検討を行った。これに加えて、国内の研究者を海外の実績ある研究機関へ派遣してハドロン物理学の推進に必要な大強度ハドロンビーム技術についての調査・検討を行ったほか、米国・ブルックヘブン国立研究所、英国・ラザフォード・アップルトン研究所、米国・ロスアラモス国立研究所、米国・フェルミ国立加速器研究所、カナダ・TRIUMF研究所、ドイツ・ユーリッヒ研究所といった大強度陽子加速器に関する先進的な研究機関から著名な研究者を招いてハドロン加速器に関する将来計画の検討を行った。
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