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1998 年度 実績報告書

ユネスコ世界遺産のバーチャルリアリティを応用した体感システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 10041144
研究種目

国際学術研究

応募区分学術調査
研究機関千葉工業大学

研究代表者

大橋 力  千葉工業大学, 工学部, 教授 (90015652)

研究分担者 不破本 義孝  四日市大学, 環境情報学部, 講師 (60261129)
河合 徳枝  国際科学振興財団, 研究開発部, 専任研究員 (50261128)
仁科 エミ  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (20260010)
三井田 惇郎  千葉工業大学, 工学部, 教授 (10083859)
山崎 芳男  千葉工業大学, 工学部, 教授 (50245263)
キーワードユネスコ世界遺産 / ハイビジョン / 超広帯域音声 / バーチャルリアリティ / 体感システム
研究概要

この研究は、コネスコの要請にもとづき、人類全体の貴重な財産であるユネスコ「世界遺産条約」によって認定された世界遺産を、我が国の最先端映像・音響関連技術を駆使して電子的に高精細度記録し、バーチャリアリティ技術をもちいて遠隔地にその情報環境を高臨場感で再現する体感システムを開発することを目的としている。これによって、世界遺産の保全と活用というニ律背反する学術的・社会的要請を満たし、先端技術を活用した我が国ならではの文化的国際経験を目指す。
初年度にあたる10年度は、世界遺産が高度に集積しているイタリアを対象とし、フィレンツエ(サンジョバンニ洗礼堂およびフィレンツエの歴史的市街地)、パレルモ(モザイクで有名な大聖堂)、ラベンナ(サンビターレ教会、ガーラプラチーディア廟、サンタッポリナーレインクラッセ教会など初期キリスト教会群)、ベネチア(サン・マルコ聖堂とベネチアの歴史的市街地)などを対象に、ハイビジョンによる高精細映像記録、およびその地域の音環境の超広帯域音響のデジタル記録をおこなった。
記録した映像を編集し、イタリアの世界遺産を特徴づけているビザンチン・モザイクをテーマとする約20分間のハイビジョン映像作品「ECHOSCAPE WORLD HERITAGE-Byzantine Mosaic in Italy」を制作し、「デジタル・アーカイブビッグバンイン京都98」において映像を発表した。また、収録した映像をデータベース化して利用する方法の検討、高い臨場感をともなうバーチャルリアリティ体感システムの基本的な条件についての検討をおこなった。

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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