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1999 年度 実績報告書

ユネスコ世界遺産のバーチャルリアリティを応用した体感システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 10041144
研究種目

基盤研究(A)

応募区分一般
研究機関千葉工業大学

研究代表者

大橋 力  千葉工業大学, 工学部, 教授 (90015652)

研究分担者 仁科 エミ  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (20260010)
三井田 惇郎  千葉工業大学, 工学部, 教授 (10083859)
山崎 芳男  千葉工業大学, 工学部, 教授 (50245263)
不破本 義孝  四日市大学, 環境情報学部, 講師 (60261129)
河合 徳枝  国際科学振興財団, 研究開発部, 専任研究員 (50261128)
キーワードユネスコ世界遺産 / ハイビジョン / 超広帯域音響 / バーチャルリアリティ / 体感システム
研究概要

この研究は、ユネスコの要請にもとづき、人類全体の貴重な財産であるユネスコ「世界遺産条約」によって認定された世界遺産を、我が国の最先端の映像・音響関連技術を駆使して電子的に高精細度記録し、バーチャルリアリティ技術を応用して遠隔地にその情報環境を高臨場感で実現する体感システムを構築することを目的としている。これによって、世界遺産の保全と活用という、二律背反する学術的・社会的要請をみたし、先端技術を活用した我が国ならではの文化的国際貢献をめざす。
平成11年度は、世界遺産の文化的価値にみあった紹介・公開が十分なされていないと考えられるグルジア共和国、およびアルメニア共和国を対象としムツヘタの都市・博物館保護区、バグラチ大聖堂とゲラチ修道院、アッパー・スヴァネティ(以上、グルジア)、ハフパットの修道院(アルメニア)を中心に、ハイビジョンによる高精細映像収録システムと、超広帯域環境音デジタル収録システムによって、世界遺産の映像と環境音の収録をおこなった。
収録した映像をデータベースとし、これらの実写映像をもちいて多面ディスプレイをもちいてバーチャルリアリティ空間を構築する手法について検討し、5.5面の多面ディスプレイTEELeX(メディア教育開発センター現有)上でのアプリケーションとしての開発を想定した画像の処理をおこなった。経過については、民族藝術学会東京研究例会等において報告をおこなったが、基礎的システムが開発中であるため、今年度は論文での研究発表にはいたらなかった。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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