研究課題/領域番号 |
10044016
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研究機関 | 甲子園大学 |
研究代表者 |
廣田 昌希 甲子園大学, 人間文化学部, 教授 (30002744)
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研究分担者 |
島薗 進 東京大学, 大学院・人文社会系, 教授 (20143620)
西川 祐子 京都文教大学, 人間学部, 教授 (50183538)
小路田 康直 奈良女子大学, 文学部, 教授 (30186671)
成田 龍一 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (60189214)
杉原 達 大阪大学, 大学院・人文系, 教授 (40113138)
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キーワード | 近代 / 日本 / 社会史 / 文化史 / 文化交流 / ナショナリズム / コロニアニズム / 1950年代 |
研究概要 |
平成9年から始まった本研究は、第3年度を迎え、これまでの成果をまとめる段階に入った。研究課題が巨大であるために、3年間で十分な成果ができるはずもないが、今後更に深めていくために、今の段階でのまとめを図る必要があるだろう。そのような観点から、本年度は、6月にその準備の研究会を持ち、10月2-3日に、ハーバード大学ライシャワー研究所において、日本とアメリカの共同研究メンバーが集まり、これまで各人の研究成果を検討するとともに、「1950年代の諸問題」と題して、報告者を4人たて、戦後の日本研究の出発となった時点の歴史的な反省を図って、近代日本の枠組みを再検討するシンポジウム形式の研究会をもった。第1日目はオープンしたが、多方面から60人を超える参加者があり、討論も豊かな成果を持つことが出来た。3年目にして大きな成功を持ったといえよう。第2日目は、メンバーだけの会として、成果を本にしていくことを相談し、今後1-2年を目途にまとめることを決めた。そのための事務局は日本側に置くことにし、帰国後、日本側メンバーが集まって、具体的に本の刊行をはかるための編集作業に入り、出版社との交渉や、他の国際的な研究会に参加して参考にするなど、いくつかの問題を検討しながら、目次案を平成12年3月までに作り、それに沿ってあらためて各人が報告する研究会を持つことにした。
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