研究課題/領域番号 |
10044024
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
池田 謙一 東京大学, 大学院・人文社会学系研究科, 助教授 (30151286)
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研究分担者 |
西澤 由隆 同志社大学, 法学部, 教授 (40218152)
田中 愛治 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (40188280)
内田 満 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (70063451)
安野 智子 香川大学, 経済学部, 講師 (60314895)
谷藤 悦史 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (30163637)
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キーワード | 投票行動 / 選挙制度 / 社会的ネットワーク / ソーシャル・キャピタル / 政治変化 / 政党スキーマ / 内閣業績評価 / 社会的リアリティ |
研究概要 |
平成11年度の本研究では、まず、平成8年度から継続中の衆議院パネル調査データセットの英文化を進め、これを東京大学社会科学研究所のデータベース公開サイト(SSJDA)から広く内外の研究者に公表した。日本語が読めずとも日本のデータが分析できることになる。このことによって、データベースのブラックホールと呼ばれる日本の社会調査データに政治行動データの面で、大きく寄与したと考える。 また、このデータを用いて、いくつかの研究発表を行っている。選挙学会での発表などとともに、雑誌・書籍に論文が掲載される。 また、その後の政治変動と有権者の政治意識の変化とをトレースするために改めてオムニバス形式の全国調査を実施し、平成12年度中に実施される次の衆議院議員選挙に向けての変化を測定している。 特に近年議論が盛んなソーシャル・キャピタル論と、本チームが一つの主眼としている社会的ネットワークの政治意識に対する規定力の測定との間の概念的・実証的橋渡しを念頭に置いた調査を行っている。
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