• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

電子線によるハイパー核の基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 10044055
研究機関東北大学

研究代表者

齋藤 悌二郎  東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (70004322)

研究分担者 坪田 博明  東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70005792)
寺沢 辰生  東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (40004436)
橋本 治  東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50092292)
加藤 静吾  山形大学, 理学部, 教授 (70013422)
玉江 忠明  東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (10124174)
キーワード電子線 / ハイパー核 / スペクトロメータ / セプタム電磁石 / RICH / K中間子 / チェレンコフ検出器 / 電荷形状因子
研究概要

本年度の調査研究は、ほぼ調査研究実施計画通に行った。但しセプタム電磁石系総合テストは、セプタム電磁石の製作の遅れのため次年度となった。
1.坪田が平成11年5月20日から5月28日までホールA会議及びホールAのK中間子研究打合せに出席するためアメリカ合衆国のジェファソン研究所に出張した。
2.齋藤が平成11年5月21日から6月1日までジェファソン研究所及びイタリアのサニタ高等研究所に出張した。ジェファソン研究所では、ホールA会議に出席した。サニタ高等研究所では、高橋(研究協力者)が、HAllAスペクトロメータに付設するリングイメージ・チェレンコフ検出器(RICH)の設計、製作に参加するための打合せを行った。RICHに使用すためのNEOCERAMガラスを分担することにし、後日購入し、送付した。
3.平成11年5月25日から平成12年2月28日まで、高橋(研究協力者)がリングイメージ・チェレンコフ検出器(RICH)の設計、製作に参加するためサニタ高等研究所に出張した。モデル検出器を使ってテストすると共に、RICHの解析用プログラムを開発した。引き続き来年度も、正規のRICHの製作及びビームによるテストのためにサニタ高等研究所への出張を予定している。
4.寺沢が平成11年7月30日から8月10日までチェレンコフ検出器系のテスト実験に参加するためジェファソン研究所に出張した。
5.齋藤、柴崎が平成10年10月30日から11月10日まで検出器の整備およびハイパー核実験の打合せのためジェファソン研究所に出張した。
6.平成11年11月30日から12月6日まで加藤がセプタム電磁石に関する研究打合せのためジェファソン研究所に出張した。
7.平成11年12月8日から平成11年12月19日まで坪田がホールA会議及びRICHに関する研究打合わせのためジェファソン研究所、サニタ高等研究所に出張した。
8.平成11年12月8日から平成11年12月23日及び平成12年2月20日から平成12年3月19日の間に上野、前田、玉江が^3He,^4Heの電子線崩壊実験に参加するため、ジェファソン研究所に出張した。昨年に引き続き、ホールAの実験に参加することにより、スペクトロメータの操作やオンラインのデータ収集に関して習熟が計られた。
9.昨年度の科研費で参加した電荷形状因子を求める実験の結果は、゛G_<Ep>/G_<Mp>Ratio by Polarization Transfer in ep→epという題で、2000年2月号のPhys.Rev.Lett.に掲載された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.K.Jones et al.: "G_<Ep>/G_<Mp> Ratio by Polarization Transfer in ep → ep"Physical Review Letters. 84・7. 1398-1401 (2000)

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2019-03-13  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi