研究課題/領域番号 |
10044109
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研究種目 |
国際学術研究
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応募区分 | 共同研究 |
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
落藤 澄 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50001152)
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研究分担者 |
濱田 靖弘 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (40280846)
吉野 博 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30092373)
絵内 正道 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00001991)
池田 耕一 国立公衆衛生院, 建築衛生学部・部長, 教授 (90100057)
横山 真太郎 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (90002279)
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キーワード | 室内空気質 / 評価法 / 制御法 / ローエネルギーハウス / データベース / 自然換気設備 / 機械換気設備 / 空気浄化設備 |
研究概要 |
本研究の目的は、1)自然放射性物質、臭気、浮遊粒子状物質、揮発性有機物質、有害ガス、あるいは微生物汚染など現在世界的に取り上げられている室内空気質の評価法の規準化を促進すること。2)それに基づき日米の寒冷気候帯に建つローエネルギーハウスの多元評価を行うこと。3)自然換気設備、省エネルギー型機械換気設備、省エネルギー型空気浄化設備計画へ応用すること、である。 日本北海道札幌地区(落藤・濱田)、米国北部中央地区(Grimsrud)、北海道西部地区(横山)、米国北東地区(Spengler・柳沢)、日本東北地区(吉野・池田)、北海道東部地区(絵内)、カナダ地区(Shaw)のローエネルギーハウスを研究し、測定可能対象について検討した。 検討対象のローエネルギーハウスの住宅特性と気象特性の基礎資料を収集し、データベース化を開始した(濱田・落藤)。 自然放射性物質(Grimsrud)、臭気(横山)、浮遊粒子状物質(Spengler)、揮発性有機物質(池田・柳沢)、燃焼系有害ガス(柳沢・池田)の測定フォーマットの作成に取り組んだ。それに基づき各地区の調査研究の体制作りに着手した。同時に、温熱環境要素の測定フォーマットを作成し(落藤・横山・濱田)、一部測定調査を開始した。 一方、種々のタイプのローエネルギーハウスに適合する自然換気設備(絵内)、省エネルギー型機械換気設備(Shaw)、省エネルギー型空気浄化設備(吉野)の有効性に検討を加え、ローエネルギーハウスの室内空気質の最適化計画のための検討に着手した。
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