研究課題
国際学術研究
本研究は東北アジア地域(シベリア、中国、モンゴル)に適した地下電磁計測手法の利用による健全な地域開発を提案するものである。本年度は主としてフィールド計測のための計測機器準備および来年度実施予定のフィールド選定のための調査を実施した。(1) 計測システムの開発・ ボラリメトリックボアホールレーダの改良(東北大学)、・ RIMシステムの校正および光信号伝送回路によるシステム改良(MGMR、東北大学)・ スロットアンテナを利用する地中レーダの整備(MIPT)・ 浅層計測用ならびにVRP計測用地中レーダの整備(東北大学)(2) 計測機器開発のためのフィールド実験・ ボラリメトリックボアホールレーダの校正(東北大学が米国地質調査所のフィールド実験場にて実施する)・ 北京市郊外におけるRIMシステムに光信号伝送回路を追加した改良システムの評価実験(3) フィールド計測のための調査・ ロシア科学アカデミーシベリア支部地質研究所におけるシベリア地質調査・ ロシア科学アカデミーシベリア支部地球物理研究所ならびにMIPTにおける凍土計測に関する討論・ 韓国・大田市におけるボアホールレーダシステムの討論・ モンゴル調査についての研究打ち合わせ(ウランバートル、仙台)(4)総合討論会・ 物理探査学会(北京)での発表、北京、成都、長春でのRIMシステムに関する資料収集と討論・ 物理探査学会国際シンポジウム(東京)での共同研究者の発表および討論・ 東北大学において計測機器の検討、計測利用法についての総合討論
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