研究分担者 |
チャベス マリオ メキシコ国立自治大学(メキシコ), 工学研究所, 研究員
マルチン ラリアナ カリフォルニア州交通局(米国), 技術サービスセンター, 主任研究員
ヴィダル フランシスコ グラナダ大学(スペイン), 理学部, 教授
栗田 勝実 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手 (90282871)
山中 浩明 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教授 (00212291)
|
研究概要 |
本研究は,これまで各々の地震国で独自に考えられていたサイスミック・マイクロゾネーションとその背景に存在する地震・地盤環境についての国際比較を試みることによって,各々の地域にとってより効果的な地震防災計画を共同で立案することを目的としており,各国の自然環境や社会経済環境の相違によって地震防災対策も異なる対応が必要であることを具体的に提示しようと考えている.初年度の研究活動として,本年度においては以下のような研究内容を実施した. 1. 各地域における地震危険度分析と結果の画像化 各地域の研究分担者が中心となり,各々の所属研究機関から経済的補助と研究協力者の参加を得て研究グループを組織し,それぞれの地域の特色を活かした地震危険度分析を開始した.結果は相互比較が可能なように極力画像化することとした. 2. エチオピア・モロッコにおける合同調査の実施 日本側から研究分担者と研究協力者を派遣し,アディスアババ市(エチオピア)とテトワン市(モロッコ)において,地盤条件と建物の振動特性を評価するための現地調査を実施した. 3. わが国での研究打合せとワークショップの開催 研究分担者をわが国に招聘し,研究打合せを実施した.併せて関連の研究者を含めたワークショップを開催し,・下記の各々の地域のサイスミック・マイクロゾネーションの現状について情報交換を行った. 東京首都圏,神戸地域,福井平野(日本)・グラナダ市とアルメリア市(スペイン)・サンフランシスコ湾岸地域(アメリカ)・メキシコシティ(メキシコ)・ハバナ市(キューバ)・アディスアババ市(エチオピア)・テトワン市(モロッコ)
|