• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

複数の自律分散型ロボット間の協調に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10044141
研究機関電気通信大学

研究代表者

梶谷 誠  電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (10017379)

研究分担者 金森 哉吏  電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (50233862)
明 愛国  電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (50239456)
青山 尚之  電気通信大学, 電気通信学部, 助教授
キーワード自律分散 / ロボット / 協調制御 / 移動ロボット / 超音波センサ / 赤外線センサ / 追い越し走行 / 能動 / 受動関節
研究概要

本研究は,複数の自律移動型ロボット間の協調のための基礎研究として,協調制御アルゴリズムおよびそれに必要なセンサシステムの開発を行い,実システムによって,その有効性を実証することを目的としている.本年度は,電気通信大学側とグリフィス大学側で,センサとそれを搭載した移動ロボットを用いて実験的な検討を行い,次のような成果を得た.
1)移動ロボットに同時発射方式の超音波リングセンサシステムを搭載し,障害物の回避実験を行った.その結果,複雑な環境においても高速に障害物の回避ができた.
2)移動マニピュレータによる協調作業問題を検討するため,能動/受動関節を有するアームを搭載した移動ロボットと人間の協調作業実験を行った.能動/受動関節の特徴を生かして,パイプの取り外し,搬送と取り付け,という一連の動作を簡単な制御方法で実現することができた.
3)複数台の移動ロボットが道路上走行することを想定して,レーン沿い走行制御,前のロボットの追従走行制御,追い越し走行制御の制御アルゴリズムとセンサシステムを開発し,実験によりその有効性を確認した.
また,2年間の研究成果を総括してレビューを受け,評価することにより今後の研究方向と課題を明確にした.

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi