研究分担者 |
小葉竹 重機 群馬大学, 工学部, 教授 (00027260)
椎葉 充晴 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90026352)
小尻 利治 京都大学, 防災研究所, 教授 (00026353)
大石 哲 山梨大学, 工学部, 助教授 (30252521)
風間 聡 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (50272018)
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研究概要 |
人口増,環境変化,社会の成長,気候変動などに伴う水問題は人類の持続的な発展のために極めて重要な課題であるという認識のうえで,我が国およびアジア・オセアニア地域における多数の水文学研究者をAP-FRIENDの名の下に結集し,当該地域内の種々の水問題の解決に向けて国際共同研究を組織的かつ強力に推進してきた. まず,本年度が科研費の最終年であることをふまえて研究打ち合わせ会議(平成12年8月7日)を行った.そこでは,データベース利用による水文学研究として,各国において河川の洪水・渇水の流況・時系列特性を統計的・水文学的に調査検討してきた結果を,ニュージーランド・クライストチャーチでの会議で議論して研究の総括を行うべきであるという結論に達した. それをうけて,東アジア・オセアニア地域における各国河川流域の水文観測データを系統的に収集しデータベース化するために,日本人および外国人の研究分担者をニュージーランド・クライストチャーチに派遣(平成12年11月18日〜27日)し,データベース管理システムの仕様,データの書式仕様(フォーマット)を検討した.同時に国際河川を含む河川環境について,洪水・渇水並びに総合的流域管理についてのシンポジウムを行った. 最後に,東アジア・オセアニア地域における水問題に関する共同研究をさらに発展させ,本研究の成果としての人間活動及び環境・気候変動が水資源に与える影響評価についての説明および議論を行うために,研究代表者がニュージーランド・オークランドに渡航する.
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