研究分担者 |
小葉竹 重機 群馬大学, 工学部, 教授 (00027260)
椎葉 充晴 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90026352)
小尻 利治 京都大学, 防災研究所, 教授 (00026353)
大石 哲 山梨大学, 工学部, 助教授 (30252521)
風間 聡 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (50272018)
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研究概要 |
人口増,環境変化,社会の成長,気候変動などに伴う水問題は人類の持続的な発展のために極めて重要な課題であるという認識のうえで,我が国およびアジア・オセアニア地域における多数の水文学研究者をAP-FRIENDの名の下に結集し,当該地域内の種々の水問題の解決に向けて国際共同研究を組織的かつ強力に推進してきた. 1.東アジア・オセアニア地域における各国河川流域の水文観測データを系統的に収集しデータベース化するために,日本人および外国人の研究分担者を韓国・テグ(平成10年11月7日〜17日),中国・南京(平成11年10月18日〜21日),ニュージーランド・クライストチャーチ(平成12年11月18日〜27日)に派遣し,データベース管理システムの仕様,データの書式仕様(フォーマット)を検討した.同時に国際河川を含む河川環境について,洪水・渇水並びに総合的流域管理についてのシンポジウムを行った. 2.日本人研究分担者をベトナム国のメコンデルタに派遣(平成11年3月5日から12日)し,ベトナム国の研究分担者とともに,ベトナムにおける河川水文データベースの実態調査を行った.同時にメコンデルタについて人間活動の土砂流出・河川環境への影響に関して調査を行った. 3.外国人研究者を韓国より招聘し,また,日本人研究者をベトナム,タイ,オーストラリア,ニュージーランドに派遣し,比較水文学研究としての共同研究打ち合わせを行った.具体的には流出のスケールアップによる比較水文学研究,植生量の変化に伴う流量等の変化に対する研究,植生活性調査,人間活動及び環境・気候変動が水資源に与える影響評価の研究を行った.
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