研究課題/領域番号 |
10044172
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研究種目 |
国際学術研究
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応募区分 | 共同研究 |
研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
HAMID Issam A 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (30244990)
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研究分担者 |
SAQUIーSANNES ピエール ドゥ 航空機製造高等国立学院, 計算機科学学科(トゥルーズ、フランス), 教授
KANGASSALO H テンペレ(Tampere)大学, コンピュータ学科(フィンランド), 教授
GOTZHEIN Rei カイザーローテルン大学, 情報工学学科(ドイツ), 教授
堀口 進 北陸先端科学技術大学院, 大学情報科学研究科, 教授 (60143012)
白鳥 則郎 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (60111316)
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キーワード | ソフトウェア開発工程 / モジジュール互換性 / 型変更 / ソフトウェア進化 / 動的変更 / 分散システム / リフレクション / オブジェクト指向仕様記述 |
研究概要 |
WEBの展開と共に,INTERNETなどの分散環境上で企業データベースをアクセスする傾向が高まってきている。このようなデータベースアクセスは効率的にまた安全に達成される必要がある。本研究では、これまでのCGIベースの制限された方法ではなく、JAVAの持つWEBへの適用性と、効率や安全性を高めうる十分なネットワークプログラミング能力を活かした分散データベースアクセスの方法論の開発を目的とする。 分散データベースモデル化は、研究開発の重要な課題である。なぜなら、航空管制やファクトリオートメーション等のソフトウェアの自動化に対する、重要で難しい適用領域に多大なインパクトを与えるからである。この課題についての関連研究は、ほとんどの場合、静的で予想可能な振る舞いに限定されている。国内の大学、研究所、企業では、分散システムデータベースの動的なモデル化に関連した研究はまだ新しい分野であり、分散情報システムのモデル化をより現実のものにするには、なお多大な研究を必要とする。 この研究プロジェクトの必要性を出来た成果は、INTERNET,WEBの展開と共に、WEBを基本とした企業データベースアクセスの傾向が高まってきた。また、動的・視覚的なWEBページの作成だけでない異種環境におけるデータベースシステムへのJAVAの適用性の模索が急務であった。現在、WEBを基本とした企業データベースアクセスはHTTP(HYPER TEXT TRANSFER PROTOCOL)サーバとCGI(COMMONGATEWAY INTERFACE)プログラムを介して行われた。この方法では,(I)アクセス集中時のサーバでの通信輻輳,(II)セッション中の持続したコネクション維持の不能性、(III)ユーザアクセスの安全性の欠如、(IV)動的グラフィック表示の欠如などの問題があり、これらを解決する必要があると分かりました。 出来ました成果はユーザ(企業)に対しては、現在のCGIベースの分散データベースに比較して、アクセス効率や通信効率のよいデータベースの構築と同時に,安全性の高いデータベースアクセスが提供された。また、ソフトウェア工学の立場からは、分散オブジェクト指向パラダイムによる分散データベースアクセス方法の確立という意味で、プログラム開発方法論の展開に寄与することが分かりました。
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