研究概要 |
平成11年度は,前年度の研究成果をふまえて,応用技術に関する研究を行う.具体的には,生産スケジューリング問題,プロセス計画問題,設備配置問題,生産セル設計/制御問題,CADデータ特徴抽出問題,情報・生産ネットワーク最適設計問題等への人口知能的アプローチの応用技術に関する基礎研究を行った. また,数値例により,開発手法の妥当性の検証を行った.その結果,人口知能的アプローチの応用技術の基礎を確立,検証できた. 研究の成果については,第3回工学的設計と自動化に関する国際会議EDA'99(8月,バンクーバ),第2回経営工学に関するアジア太平洋会議APIEMS'99(10月,金沢),第3回知能と進化システムに関する豪日合同ワークショップ(11月,キャンベラ),第27回コンピュータと経営工学に関する国際会議C&IE2000(平成12年3月,オーランド)等で公表し,さらにワークショップを開催して,成果の報告を行った.また,Journal of Intelligent Manufacturing,Engineering Valuation and Cost Analysis,日本ファジィ学会誌等の学術論文誌や著書において得られた成果を広く公表した.
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