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1999 年度 実績報告書

閉じ込めと定常実験に関するヘリカル磁場配位の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 10044188
研究種目

基盤研究(B)

研究機関核融合科学研究所

研究代表者

山崎 耕造  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (50115648)

研究分担者 松岡 啓介  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (70023736)
本島 修  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (60109056)
藤原 正己  核融合科学研究所, 所長 (10023722)
居田 克巳  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助教授 (00184599)
岡村 昇一  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (60115540)
キーワード核融合 / プラズマ閉じ込め / ヘリカル装置 / ステラレーター / ヘリオトロン
研究概要

将来のエネルギー源としての核融合の研究において,ヘリカル型閉じ込め装置と呼ばれる磁場核融合方式は,トカマク方式の有力な代替方式と想定されており,中でも既に実験が開始された日本の核融合科学研究所の大型ヘリカル装置(LHD)計画は世界をリードするものである。、ドイツも同様の規模の計画を磁場形式の異なる方式で装置建設に着手しており,両国の計画の研究協力また稼働中の実験装置の研究協力は、極めて重要かつ効果的である。
本計画の主要目的は,
(A)ヘリカル型核融合プラズマでの閉じ込めメカニズム解明のために,日独西の輸送データーべ一スの相互構築を行う、
(B)IEAステラレーター協定に基づく国際的な核融合共同研究に寄与することであり,本計画を通じてヘリカル型核融合開発研究のより一層の充実を図ろうとするものである。
平成11年度は以下のテーマで共同研究を行い、有益な国際交流ができた。
(1)計画の立案調整と研究動向調査派遣
研究調整のために欧州へ山崎、等が渡航し、LHD国際共同実験計画(LIME)の提案、調整と今後の国際協力の具体的な進め方を打ち合わせた。
(2)研究打ち合わせ派遣
ヘリカル動向調査として周辺プラズマ実験研究関連で庄司を、プラズマ輸送関連で大藪をドイツに派遣した。
(3)ヘリカル閉じ込めと炉設計研究招聘
ドイツからヘネガー博士を招聘し,LHDとW7Xでの輸送解析の検討を行った。また、ステラレータ理論研究のクーパー博士をスイスより招聘し、ヘリカル装置での閉じ込め・安定性の検討を深めた。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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