研究課題/領域番号 |
10044303
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研究種目 |
国際学術研究
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応募区分 | 共同研究 |
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
渡邊 武 九州大学, 生体防御医学研究所 (40028684)
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研究分担者 |
VIVIER Eric CNRSーCIML, 室長
BENOIST Chri CNRSーCIML, 室長
GOLSTEIN Pie CNRSーCIML, 部長
MALISSEN Bar CNRSーCIML, 所長
谷口 克 千葉大学, 医学部, 教授 (80110310)
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キーワード | 免疫異常 / B,T細胞分化 / 自己免疫病 / 情報伝達 / サイトカイン / 細胞死 / 免疫寛容 / NK細胞 |
研究概要 |
個々の研究者がフランスの相手研究者と連絡を密にとり、共同研究を遂行した。その成果について、平成10年12月4-6日神戸において一堂に集まり共同研究の発表、討議、評価を行った。日本側の研究内容は、Fasを介する細胞死誘導の解明(長田)。IL6受容体からのシグナル伝達(平野)。新しいシグナル伝達アダプター分子STAMの機能解析(菅村)。リンパ球の活性化と不活化の機構(奥村)。サイトカイン受容体、ケモカイン受容体、HIV補助受容体の機能解析(岸本)。B細胞受容体からのシグナル伝達異常と自己免疫病の発症(渡邊)。自己免疫病の分子機構とT細胞分化(谷口)。CD40シグナルの解析(菊谷)。免疫プロテアソームの機能解析(田中)。T細胞の正負選択の分子機構の解明(笹月)。コンディショナルジーンタゲティングを用いたGPI型タンパクの機能解析(木下)。T細胞抗原受容体及びCTLA4受容体からの情報伝達機構の解析(斉藤)。ノッチ分子による情報伝達機構の解析(本庶)。ポリコム遺伝子の機能解析(古関)などで共同研究を行った。また本年は2名(古関、渡邊)をフランスに派遣して共同研究を行った。古関はINSERM-CNRSマルセイユ免疫研究所のP.Golstein教授とほ乳類ポリコム群遺伝子産物の細胞死抑制過程における機能解析にっいて共同研究を行った。渡邊は同じくINSERM-CNRSマルセイユ免疫研究所のB.Malissen,EVivier両教授と免疫細胞でのシグナル伝達について共同研究および討議を行った。斉藤はB.Malissen教授と、笹月はC.Benoist教授とそれぞれT細胞の活性化、選択の機構について共同研究を行った。
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