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1999 年度 実績報告書

天然歯の色空間を満した新しい歯冠用セラミックの開発

研究課題

研究課題/領域番号 10044315
研究種目

基盤研究(B)

研究機関岩手医科大学

研究代表者

石橋 寛二  岩手医科大学, 歯学部, 教授 (90018771)

研究分担者 永井 成美  岩手医科大学, 歯学部, 講師 (20184476)
伊藤 創造  岩手医科大学, 歯学部, 助手 (60203139)
塩山 司  岩手医科大学, 歯学部, 助教授 (80128917)
藤澤 政紀  岩手医科大学, 歯学部, 講師 (00209040)
キーワード天然歯の色調 / 測色 / シェードガイド
研究概要

1999年度9月から4ケ月間ボストン大学歯学部において天然歯の分光測色を実施した。
被験者は、Caucasian211名、Hispanic59名、Afro-American74名、Asian149名の合計519名である。健全上顎中切歯歯冠全体をオリンパス社製分光光度計MSC-2000を用いてマルチスペクトル画像として測色・保存した。これにより、歯冠切縁、中央、歯頚部の3部位ごとにCIE1976L^*a^*b^*表色系を用いた色調分析が可能となった。
また同被験者に対し、シェードガイドを用いた天然歯の色調選択を行った。シェードガイドとしては広く臨床で使用されているものとして、VITA社製Lumin Vacum,Ivoclar社製、Chromascope,VITA社製Vitapan 3D Masterの3種類を用いた。色覚のキャリブレーションを行った3名の実験担当者によって、視感比色法により3種類のシェードガイドにつき最も天然歯の色調に近似する1つの番号を選択した。その番号のシェードガイドに対し、色調のMatching Degreeを1〜10段階で評価した。
さらに当講座で作製したCCSプログラム(Computer Color Searching)により、天然歯とシェードガイドとの色調差を分析し、最小の色差dEを示す番号を抽出し、その色差の内容を算出した。
平成12年度、本年度収集したデータについて色彩学的に分析する予定である。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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