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2000 年度 実績報告書

中日両国の現代地域経済研究

研究課題

研究課題/領域番号 10045016
研究機関香川大学

研究代表者

井原 健雄  香川大学, 経済学部, 教授 (80035930)

研究分担者 細川 進  高松大学, 経営学部, 教授 (10035925)
曽 道智  香川大学, 経済学部, 助教授 (60284345)
姚 峰  香川大学, 経済学部, 助教授 (90284348)
キーワード都市圏 / インフラ整備 / 投入産出 / 地場産業 / 因果関係 / 計量経済 / 人口移動 / コンフリクト解析
研究概要

本研究の目的は、近年、市場経済を導入し、経済体制の改革に積極的に取り組んでいる中国の地域経済に着目し、沿海部と内陸部との地域格差の実態把握に加えて、都市部と農村部との経済格差と相互連関に関する現状分析を、日本の具体的事例と比較することにより、理論と実証の両面から実施することにより、地域経済振興にとって有意な政策提言の導出を試みることにある。
このため、井原、姚、曽は、平成12年9月に中国の西北大学を始め、深せん、新彊、青海、四川などの中国内陸と沿海部を訪問し、経済格差の実地調査を行った。細川も北京などの地域を訪れ、中小企業の実態調査を行った。過去3年にわたって得られた資料やデータ等により、各種のモデル分析や実証分析を行っている。これまでの研究成果の一部は、すでに学術雑誌の掲載論文として公表している。さらに、これまでの研究成果の総括として本研究プロジェクトの研究成果報告書を中国語と日本語でそれぞれ出版する予定である。中国の西北大学関係者と香川大学関係者等との打ち合わせの結果、その報告概要を記すとつぎの通りである。
題目:中日両国の現代地域経済研究
目次:序章;第一部 実態編(5章で構成);第二部 理論編(5章で構成);第三部 実証編(6章で構成)。
形式:B5版 400頁の見込み。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 井原健雄: "現代中国の地域格差の動向"地域政策学ワークショップ・大阪商業大学・2001.3.10. 1-23 (2001)

  • [文献書誌] 細川進: "産業企業の海外展開と産地パラダイムの転換"高松大学紀要. 33. 92-111 (2000)

  • [文献書誌] Yao F.,Hosoya Y.: "Inference on One-way Effect and Evidence in Japanese Macroeconomic Data"Journal of Econometrics. 98・2. 225-255 (2000)

  • [文献書誌] Zeng D.-Z.: "Equilibrium Stability for a Migration Model"Regional Science and Urban Economics. (掲載予定).

  • [文献書誌] Zeng D.-Z.,Shishido H.: "Convergence analysis for symmetric arbitration games FOA and DOA"International Transactions in Operational Research. 8. 1-11 (2001)

  • [文献書誌] 曽道智,宍戸栄徳,山崎章子: "豊島産業廃棄物不法投棄問題についてのコンフリクト解析"香川大学経済論叢. 73・1. 217-240 (2000)

  • [文献書誌] Yao F.: "Econometric Analysis of Nonstationary and Nonlinear Relationships"Shinzansha Publishing Company,Hongo,Tokyo. 245 (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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