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1999 年度 実績報告書

フレッティング摩耗の環境依存性

研究課題

研究課題/領域番号 10045034
研究種目

基盤研究(B)

研究機関岩手大学

研究代表者

岩渕 明  岩手大学, 工学部, 教授 (00005555)

研究分担者 八代 仁  岩手大学, 工学部, 助教授 (60174497)
清水 友治  岩手大学, 工学部, 助教授 (10240649)
キーワードトライボロジ / フレッティング摩耗 / 環境依存性 / 腐食作用 / 純水 / 電位急変法
研究概要

本年度は2年目であり,韓国慶北大学とのさらなる情報交換を行い,摩耗特性について検討した.
1)相互訪問:
5月 清水助教授の訪韓:摩耗試験機のPCによる自動計測システム(C言語によるプログラム)や2次元粗さ計を3次元に改良する摩耗評価システムの構築.
8月 金教授の来日:岩手大学でのZr合金の試験結果の中間報告の討議.
10月 清水助教授の訪韓:試験装置のシステム構築についての打ち合わせ及ぴZr合金試料の再入手.
11月 岩渕教授,八代助教授の訪韓:金教授の論文草稿についての討議,および摩耗試験におけるZr合金の電気化学的考察について意見交換.
2)Zr合金のフレッティング摩耗試験
・昨年度製作したフレッティング摩耗試験装置の評価:振幅50μmを保証するために試験片ホルダー部の剛性の再検討
・摩耗実験:Zr合金の大気中,純水中,Na2SO4溶液中の室温での実験.また比較のためにSUS304鋼でも行った.
その結果,Zr合金は静的環境では電気化学的には安定であるが、フレッティング状態では電気化学的作用が大きいこと、その特性を電位急変法による分極特性から評価できること、新生面の大きさはHertzの接触面積での評価が良いことをえた.同様の実験を韓国においてもなされており,来年度早々にデータの交換を行う.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 岩渕 明: "腐食環境中における2r合金のフレッティング摩耗特性"日本トライボロジー学会トライボロジー会議予稿集(高松). 99-10. 55-56 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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