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1998 年度 実績報告書

熱帯バイオテクノロジーの諸問題に関する協同研究

研究課題

研究課題/領域番号 10045042
研究種目

国際学術研究

応募区分大学協力
研究機関大阪大学

研究代表者

吉田 敏臣  大阪大学, 生物工学国際交流センター, 教授 (00029290)

研究分担者 小林 昭雄  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30115844)
原島 俊  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70116086)
塩谷 捨明  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50026259)
関 達治  大阪大学, 生物工学国際交流センター, 教授 (50029245)
山田 靖宙  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00011891)
キーワード熱帯 / バイオテクノロジー / 資源 / 食品 / 乳酸菌 / 放線菌 / 酵母 / 熱帯病
研究概要

バイオテクノロジーを熱帯病の克服、熱帯資源の有効利用、熱帯環境の保全に応用することを目指して、協同研究を行なった。すなわち、熱帯性疾患を克服するための動物細胞・組織培養技術、近代発酵技術の現地化による熱帯性資源利用プロセスの開発、熱帯における生物多様性の保全と遺伝子資源開発、地域特異性を考慮したバイオリメディーション等、熱帯バイオテクノロジー分野の各研究課題を、大阪大学とマヒドン大学、両大学で分担して研究を行った。9月当初に、分担研究者の大部分が大阪大学に集合して、この分野の最新情報の交換を行い各分担課題について研究を行なうとともに、将来の協同研究について協議した。また、大阪大学の吉田敏臣教授ならびに研究協力者の高木睦助教授がマヒドン大学を訪問し、Pornchai.Chalobon両博士と共同して、抗体生産細胞の取得を行い、帰国後、相手方の研究者Chalobon博士を大阪大学に招いて細胞培養の協同研究を行ない、培養条件の検討を行った。さらに、固形生鮮食品の安定化材の単離ならびに非天然化学物質分解酵素の遺伝子の単離を行い、放線菌の遺伝子解析、キチン分解酵素遺伝子の解析、植物酵素の特性解析、醗酵食品中の乳酸菌の特性解析を行い、殺虫性タンパクの微生物生産、乳酸菌による抗菌性物質の生産、光合成微生物による環境汚染物質の分解、界面活性剤の微生物生産の最適条件探索などの検討を行い、微生物起源の食品呈味性物質の開発について研究を行なった。

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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