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1998 年度 実績報告書

モデリングと最適化に基づく制御に関する共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 10045043
研究種目

国際学術研究

応募区分大学協力
研究機関鳥取大学

研究代表者

魚崎 勝司  鳥取大学, 工学部, 教授 (20029151)

研究分担者 畠中 利治  鳥取大学, 工学部, 助手 (10252884)
FOSS Bjarne  ノルウエー科学技術大学, サバネテックス工学科, 教授
キーワードシステム同定 / 局所モデル / モデル集合 / 進化型計算 / 非線形システム
研究概要

システムのモデリング(同定)は現実のシステムを記述する(数学的)モデルを構築することであり、本来何らかの目的をもって行われるものである。従来システムのモデリング(同定)に関する研究はこのような目的を意識することなく、手法そのものに関する議論を中心に行われていたため、研究の進展については近年やや行き詰まった印象を受ける状況に至っていた。そこで本研究では制御のためのシステムモデリングをどのように行うかについての検討を行うこととし、本年度は下記についての考察を行った。
1. 複数個の局所モデルによる非線形システムモデルの同定
操業領域あるいは時間によって、複数個の局所モデルの中から適当なモデルを一つ取り出す,複数個の局所モデルの組み合わせによる非線形システムモデルの構築を検討を始め、この分野で顕著な業績をあげている研究分担者(Foss教授)を訪問し、共同研究の進め方について意見交換するとともに、各局所モデルに対応する領域を如何に定めるかについてのアルゴリズムを開発した。
2. 進化型計算法を用いた非線形システムの同定法に対する考察
遺伝的アルゴリズムや進化戦略など生物の進化を模倣することによって最適化を行う進化型計算法を用いて、一般的な構造をもつ非線形システムの同定法を開発するための基礎的な考察を行った。具体的にはパラメータの推定ならびに次数推定を含めた非線形自己回帰モデルの同定に対し、進化型計算法を適用することについての考察を開始した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] H-F.Chen: "Convergence analysis of dynamic stochastic approximation" Systems and Control Letters. 35. 309-315 (1998)

  • [文献書誌] K.Uosaki: "Nonlinear filter of stochastic approximation type using emporocal distribution of residuals" Proc.37th SICE Annual Conference. 1051-1056 (1998)

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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