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1999 年度 実績報告書

技術教育のための知的マルチメディア開発と実施に関する協同研究

研究課題

研究課題/領域番号 10045056
研究種目

基盤研究(B)

研究機関呉工業高等専門学校

研究代表者

長町 三生  呉工業高等専門学校, 校長 (50034327)

研究分担者 川尻 武信  呉工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (90149964)
石井 淳二  呉工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (50124079)
田邊 達雄  呉工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (60044137)
岡中 正三  呉工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (70043833)
能登原 祥之  呉工業高等専門学校, 一般科目, 講師 (70300613)
キーワード語学教育 / インターネット通信 / マルチメディア語学教育 / 国際交流
研究概要

2年次の目標として,本校とMCC(ハワイ大学マウイ・コミュニティ・カレッジ)の交信を更に密にするための方策を検討した結果,両校のシステム,カリキュラム,学内行事,さらに,時差の違い等から具体的な交信の同時展開の難しさが浮き彫りになってきた。しかし,これらは,本研究の開始以前から十分予測されたことである。これらの発展的な解決策,及び,研究を深めるための更なる方策を検討するため,平成11年5月30日から6月4日まで,MCCの本研究メンバー(MCC校長外3名)を招き,本校で共同会議を行った。席上,両校のそれまでの情報交換等に関して多大な成果が得られた。特に,両校の交信を更に密にするため,両校の授業時間の調整により前進を図ることになった。実際,これ以降平成12年2月までの間十分とはいえないが,交信を続けることで交信成果の資料収集ができた。また,交信に際しては,その状況をすべて映像に納めて,実際に個々の学生が文を作成する様子を観察することで,別の見地から研究資料の収集も試みている。また,平成11年7月には,「知的マルチメディアの語学教育への応用」(教育システム情報学会誌Vol.16No.2jul.1999,p.99-p.104),「マルチメディアを応用した語学教育の実践」(第47回年次大会工学・工業教育研究講演口頭発表)のタイトルでそれぞれ中間発表を行っている。本研究の幅を広げる目的も踏まえて,平成11年10月11日(月)から10月16日(土)まで,本校の交信する学生を含めて58名の学生がMCCを実際に訪問し,交信相手の学生と直接対面した。中には2泊3日のホームステイをして交信を充実させた学生もいる。これらの実績を研究資料として収集するため,平成11年12月に両校の対象学生へのアンケートを実施した。一方,学内では,「ハワイ大学マウイ・コミュニティ・カレッジ交流研修旅行報告書(1999年11月),Memory of My Training Tour,My Best Memory等で,交信している学生が英語へ関心を深めてきた変化と英文作成の成果を具体的に表しているが,これらも今後の研究資料として収集の対象としたい。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 田邊、石井、川尻、周籐、能登原、岡中、長町: "知的マルチメディアの語学教育への応用"教育システム情報学会誌. Vol.16 No.2. 99-104 (1999)

  • [文献書誌] 能登原、石井、田邊、川尻、周籐、岡中: "マルチメディアを応用した語学教育の実践"工学・工業教育研究講演論文集. 平成11年. 255-258 (1999)

  • [文献書誌] 田邊、石井、川尻、周籐、能登原、岡中、谷岡、長町: "Eメールを活用した国際交流"呉工業高等専門学校35周年記念論文集. 27-36 (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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