研究課題/領域番号 |
10045072
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研究種目 |
国際学術研究
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応募区分 | 大学協力 |
研究機関 | 大分医科大学 |
研究代表者 |
坂田 利家 大分医科大学, 医学部, 教授 (50037420)
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研究分担者 |
BELLO Merced 国立アイバール病院研究臨床センター, 疫学部長
LUIS ivan br サントドミンゴ自治大学, 副学長
浜口 和之 大分医科大学, 医学部, 助手 (60180931)
小澤 秀樹 大分医科大学, 医学部, 教授 (90204198)
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キーワード | 糖尿病 / 肥満 / 遺伝子 / 疫学 / 高脂質血症 |
研究概要 |
ドミニカ共和国との肥満糖尿病に関する共同研究を遂行するにあたり、本年度はドミニカ共和国に出向き、まず、肥満糖尿病の疫学資料の調査と研究打ち合わせを行った。 「糖尿病センター」における糖尿病診療の実態(治療法など)を調査し、国立アイバール病院検査部にも協力を要請した。平成11年度夏に実施される以下の研究計画についての綿密な打ち合わせが終了した。 1)サントドミンゴ市の「糖尿病センター」に通院中の肥満糖尿病患者約500名から、臨床データと血液検査、ゲノムDNA採取を行う。ゲノムDNAは日本に持ち帰り、肥満糖尿病やインスリン抵抗性に関連する遺伝子多型を解析する。同様な遺伝子解析を日本人について行い、比較し、肥満糖尿病の発症に関わる遺伝的環境的因子を抽出する。対象は 40 歳以上で男女ともほぼ同数になるように集める。サントドミンゴ市の一般住民で肥満糖尿病でない健常者約500名を対照とする。 2)臨床データは性、年齢、身長、体重、血圧。病歴として、喫煙、飲酒、糖尿病、高血圧。食事、運動とする。 3)検査としては、検尿、血計、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、空腹時血糖、空腹時IRI、HbAlcとする。 4)採血は解糖阻止剤、抗凝固剤入りの採血管(2ml用)1本、血清用採血管(10ml用)1本とし、現地でできる生化学的検査が終了した後、残りの血液を日本に送付する。 5)材料の調達:上記の計画を実行するための材料は日本から調達し、現地へ持ち込む。
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