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1998 年度 実績報告書

仮想博物館システムのための画像情報を用いた3次元物体モデリング

研究課題

研究課題/領域番号 10111228
研究機関立命館大学

研究代表者

田中 弘美  立命館大学, 理工学部, 教授 (10268154)

研究分担者 佐藤 幸男  名古屋工業大学, 電気情報工学科, 教授 (80134790)
篠田 博之  立命館大学, 理工学部, 助教授 (40278495)
キーワードバーチャルミュージアム / 画像情報 / 3次元物体モデリング
研究概要

バーチャルリアリティは新しい3次元メディア表現技術として社会的に大きな関心を集めている.さらに最近の急速なインターネットの普及から,ネットワークを介しながらも,臨場感を持って意のままに対話的に展示物を観賞,操作,体験することができるバーチャルミュージアムの実現が期待されている.本論文では,実体(モノ)を観測した多視点の距離,カラー,X線画像から,複雑な3次元形状,表面テクスチャ(模様),光反射特性,内部構造を高精度に且つ高圧縮して記述し,その結果を人間の視覚特性に応じて,あるいはネットワーク回線の速度に応じて,効率的にかつプログレッシブに解像度を変化させて表示することが可能な,階層的な多重解像度3次元物体CGモデルの生成法について述べる.モノに忠実な3次元物体CGモデルを得ることにより,「任意の照明環境」における「任意の視点」からのCG立体画像を生成することが可能になり,バーチャルミュージアム空間の照明環境を自在に設定して,モノの複雑な形状,色,模様や光沢の様々な変化の様を,さらに,本来不可視な内部構造をも任意の視点から観賞することが可能になる.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 田中弘美,李相善,松本 卓,金子昇治: "バーチャルミュージアムシステムのための画像情報を用いた3次元物体モデリング" 情報処理学会論文誌. Vol.40 No,3. (1999)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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