研究分担者 |
松本 脩作 日本貿易振興会アジア経済研究所, 図書資料部, 主幹
藤井 毅 東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (20199285)
秋田 茂 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (10175789)
中里 成章 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30114581)
小谷 汪之 東京都立大学, 人文学部, 教授 (00086943)
柳沢 悠 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20046121)
広瀬 崇子 大東文化大学, 国際関係学部, 教授 (20119431)
絵所 秀紀 法政大学, 経済学部, 教授 (10061243)
水島 司 東京大学, 大学院人文社会系研究科, 教授 (70126283)
押川 文子 国立民族学博物館, 地域研究企画交流センター, 教授 (30280605)
内藤 雅雄 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (00014506)
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研究概要 |
本研究班は平成10年-12年の3年間にわたる特定領域研究A「南アジアの構造変動とネットワーク(略称「南アジアの変動」)117を総括するためにつくられた。平成11年度には、本研究班が中心となり、特定領域研究全体として、国内全体集会,国際シンポジウム,各1回、および以下のような刊行物の出版活動を行い、さらに平成12年度のまとめとしての叢書〔全6巻〕の刊行準備を行った。 (1)1999年7月3日&4日:全体集会「南アジアの構造変動:ミクロの視点から」を京都・龍谷大学において行った。内容は以下の通りである。〔詳細は,季刊「南アジア・構造・変動・ネットワーク」1999年9月号 vol.2 No.1 参照〕 セッション1:現代南アジアにおける草の根の政治意識・社会意識 セッション2:現代南アジアにおける経済発展・開発と生活環境 記念講演:Preservation and Access to South Asian Scholarly Resources:A Case for International Collaboration by James Nye(University of Chicago) (2)1999年11月27-28日、国際シンポジウム"Conference on Economic Development and Quality of Life in South Asia"を広島アステル・プラザにおいて行った。内容は以下のとおりである。〔詳細は報告書:国際シンポジウム"Conference on Economic Development and Quality of Life in South Asia"参照〕 First Day:Inaugural Address:Nobuko Nagasaki,Keynote Speech:Hideki Esho First Session:Economic Development and the Quality of Life Second Day:Second Session:Environmental Change and the Quality of Life Third Session:"Quality of Life"in Changing Society (3)成果報告書「南アジアの構造変動:ミクロの視点から」,「第13回インド連邦下院選挙分析」〔近刊〕,「Economic Development and Quality of Life」(近刊) (4)季刊「南アジア・構造・変動・ネットワーク」vol.2,No.1-No.3 (5)Discussion Paper:No.1篭谷直人「日本人綿花関係商社によるインド綿花直売活動」,清川雪彦「世界商品としての生糸と技術移転」,Mizuno Mitsuaki,"Indo-China Border Dispute and Formation of Nation State in Asia",No.2南埜猛・工藤正子・沢宗則「日本の南アジア系移民の歴史とその動向」,No.3永石信「株式市場の発展と経済成長-インドの事例から-」,No.4大石高志編「南アジア系移民-年表および時期区分」,No.5水野光朗「チベットの法的地位とシムラ会議(1913-1914)」,No.6喜多村百合「糾われる開発-インド・グジャラートの女性組織運動とエージェンシー」 (6)インターネットにより、ホームページ・ニューズレターを内外に送り、資料の共有化を図っている。 (7)史料収集グループは、史料調査・購入〔季刊「南アジア」2-2 参照〕の他,シカゴ大学のネットワークと連携しつつその活用を検討中である。
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