研究課題/領域番号 |
10116105
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研究機関 | 大阪外国語大学 |
研究代表者 |
秋田 茂 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (10175789)
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研究分担者 |
清水 学 宇都宮大学, 国際学部, 教授 (60282373)
木畑 洋一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10012501)
油井 大三郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50062021)
田中 明彦 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30163497)
杉原 薫 大阪大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (60117950)
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キーワード | 世界システム / 二十世紀 / 冷戦体制 / アメリカの世界戦略 / 工業化 |
研究概要 |
1. 第一年次は、計画研究、公募研究および研究協力者相互間での緊密な情報交換ネットワークの構築を目標に、研究メンバー全員が5回にわたる定例研究会に参加して、各自の研究テーマをめぐる研究発表と意見交換を行った。その結果、1)現代南アジアの構造変動を考察する際に、二十世紀全体をながめた歴史的視点を重視すること、2)第二次世界大戦後に構築された「冷戦体制」の盛衰とアジア太平洋経済圏の興隆、南アジアにおける工業化の相対的停滞との相互連関の追求、3)アメリカ合衆国の世界戦略の中での南アジアの位置づけ、以上三点に重点を置きながら、今後の考察を進めることにした。 2. 外国人研究との意見交換を行うために、1998年9月にケンブリッジ大学教授のトニー・ホプキンズ氏を、10月には前インド歴史研究評議会事務局長のT.R.サリーン氏を招聘した研究会を開催した。ホプキンズ氏とは欧米の歴史学界におけるインド現代史研究の最新の研究動向を、サリーン氏とは二十世紀日印交流史の特徴とその世界史的意義を討議した。ホプキンズ氏の議論は、『南アジア:構造・変動・ネットワーク』(季刊第1巻第4号)に掲載予定である。 3. 研究の総合化と学際化を図るために、他の研究チームとの連携を深め、1999年1月に第二班(現代政治)、第六班(環インド洋世界)との合同研究会を実施した。 4,一年間の研究成果の共有化を図るために、Discussion Paper第1号を刊行した。
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