申請者等は、ソフトウェアシステム自体に基本メカニズムとして発展・進化能力を組込む研究を推進している。具体的にはPrologをベースとしたマルチエージェントシステム開発用言語を設計し、その処理系の開発を行い、ソフトウェア発展・進化機能を組込んでいる。処理系はJAVA言語を用いて開発しており、各エージェントはスレッドの形で実現されており、並行計算が可能となっている。またエージェントはネットワーク上の他のホストシステムにマイグレーションが可能となっており他ホスト上の知識(情報)を利用することにより、その機能を発展・進化させることを可能としている。
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