研究課題/領域番号 |
10143208
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
齋藤 豊文 名古屋大学, 難処理人工物研究センター, 助教授 (40235057)
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研究分担者 |
森 健策 名古屋大学, 工学研究科, 助手 (10293664)
清水 昭伸 名古屋大学, 工学研究科, 助手 (80262880)
末永 康仁 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (60293643)
鳥脇 純一郎 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (30023138)
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キーワード | 発見科学 / 3次元画像処理 / 知識発見 / 仮想化内視境 / コンピュータグラフィックス / バーチャルリアリティ / 人体ナビゲーション / 医用画像 |
研究概要 |
本研究では、大量の3次元ボクセル画像データの組からの知識発見の新しい方法を見出し、その能力を明らかにすることを目的とする。 本研究では、まず、与えられる3次元画像から対象物もしくは対象空間を計算機内に再構築する。次に仮想空間の任意の場所を移動しつつ観測し、対象物に触り、計測することによって、仮想化されたオブジェクトの性質に関する知識を蓄積する。このプロセスを容易に実行できるシステムを開発し、知識発見を支援できる環境の実現、および、知識発見のプロセスを解明する。従来の申請者らの研究である「仮想化内視鏡システム」を拡張して、構造要素推測、および、ナビゲーションのパイロットモデルを作成した。 (1) 構造要素の対話的推測 入力の3次元画像データは全く処理されていないデータである。そこで、「どのような構造要素がありそうか」を探し、「観察者の興味をひくのはどれか」を指摘する(構造要素の推測)ためのシステムを開発した。 ・3次元データの可視化法 リアルタイムで3次元濃淡分布を可視化する手法を開発した。 ・関心を持つ要素(徴候)の指示法 3次元濃淡分布の表示から直接関心領域を指定する手法を開発した。 (2) ナビゲーション 仮想化されたオブジェクト空間の任意の位置に、自由に移動し、任意の方向を観察するシステムを開発した。 (3) 知識の集積 知識を得られたとユーザが判断した場合に、それを集積していく手段を開発した。
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