研究課題/領域番号 |
10149104
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
山本 隆一 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (10016743)
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研究分担者 |
北川 宏 筑波大学, 化学系, 助教授 (90234244)
山下 正廣 東京都立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60167707)
宗像 恵 近畿大学, 理工学部, 教授 (80090942)
橋本 和仁 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (00172859)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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キーワード | 集積型金属錯体 / 次元構造 / 導電性 / 光学的特性 / 磁性 / 遷移金属錯体 / 電気化学的応答 / 高分子金属錯体 |
研究概要 |
集積型金属錯体の次元構造の合理的制御について研究を推進した。すなわち、銀、亜鉛、パラジウム、白金、銅、コバルト、鉄、金、ロジウム、ルテニウム及びニッケルの金属錯体について、ハロゲン、ビスチエニルエテン類、多座アミン類、ピレン等の多環芳香族化合物類、シアノ基、シクロペンタジエニル基、アミン類等が配位した3次元、2次元、一次元的に秩序ある構造を有する金属錯体を合成し、その物性、機能を評価した。また、これらの集積型金属錯体を形成させるための新規配位子を合成した。 集積型金属錯体の物性、機能としては、Ag-S相互作用、一次元構造中におけるスピン状態、非線形光学現象、スタッキング、導電性、光機能性、磁気的応答、電気化学的応答について研究し、集積型金属錯体の分子構造との対比から解析した。その結果、フォトクロミック性銀錯体、ホールドーピングが可能なニッケル-コバルト混合型導電性集積金属錯体、磁場誘起軌道整列と水素ドーピングによる電子・プロトン伝導性を示す金属二量体骨格を有する新規金属錯体、ポリフェロセン構造を有しサイクリックボルタモグラムにおいてピーク電流値が掃引速度の平方根に比例する関係が確認されるポリマー金属錯体が合成され、機能化のための基礎を解明した。集積型金属錯体の構造解析はX線回折法、NMR法等により行なった。
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