研究課題/領域番号 |
10182103
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡田 清孝 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50101093)
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研究分担者 |
福田 裕穂 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10165293)
島本 功 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (10263427)
町田 泰則 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80175596)
中村 研三 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (80164292)
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キーワード | 植物形態形成 / ボディプラン / 遺伝制御機構 / 胚形成 / 分裂組織 / 制御遺伝子 / シロイヌナズナ / イネ |
研究概要 |
本研究は、「植物体の基本構造である分裂組鐵分裂組織の形成と維持」、および「連続した器官形成」について、これらの過程を制御する機構を理解することを目的として平成10年度から13年度まで研究をおこなった。平成14年度は、以下の活動をおこなった。 1.研究成果報告書のとりまとめ。平成10年度から13年度までの期間に「植物多細胞系」特定領域研究に関わって研究を分担した全員に研究成果報告の提出を依頼し、本特定領域研究に関係した成果を発表した学術論文、総説、学会や各種シンポジウムにおける発表、新聞発表、特許や工業所有権の取得、などについて取りまとめ、10月11日に行われた終了ヒアリングに提出する資料を作成した。また、これらの資料を基にして、本特定領域研究が国内および国際的な当該研究分野に与えた貢献内容をまとめ、平成15年5月に提出予定の最終報告書を作成する。 2.成果を基にした書籍の刊行。上記の最終報告書の他に、高等植物の発生学・遺伝学・分子生物学・生理学の最近の研究成果を平易に解説した総説原稿を本特定領域研究に関わった研究者に依頼して、本特定領域研究によって得られた成果を概説する原稿を集め、書籍にまとめて発刊した(共立出版・蛋自質核酸酵素増刊「植物の形づくり」)。この書籍は、当該分野の研究をおこなう大学院生および国内研究者に役立つものと期待される。 3.幹事会の開催。上記の活動を計画・実行し、最終成果報告ヒアリングの準備をおこなうために、研究分担者による幹事会を開催した。
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