| 研究課題/領域番号 |
10201204
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| 研究機関 | 東京大学 |
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研究代表者 |
渋谷 博史 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (00226193)
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| 研究分担者 |
井村 進哉 中央大学, 経済学部, 教授 (50176509)
矢坂 雅光 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (90191098)
丸山 真人 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40209705)
立岩 寿一 東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (10192634)
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| キーワード | アメリカ経済 / パクス・アメリカーナ / 基軸国 / 市場経済 / 福祉国家 / 企業カバナンス / 市場化 / 冷戦終焉 |
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| 研究概要 |
過去3年間に実施してきた、冷戦終焉後の新たな歴史状況の中に位置付けてのアジア太平地域の経済変動におけるアメリカの役割の実証的、国際的な研究の成果を、公表する作業を積極的に進めた。具体的には、渋谷博史・丸山真人・伊藤修編『市場化とアメリカのインパクト』、渋谷博史・井村進哉・花崎正晴編『アメリカ経済社会の二面性』、渋谷博史・内山昭・立岩寿一編『福祉国家システムの構造変化』(いずれも東京大学出版会)を13年度内に刊行した。パクス・アメリカーナの基軸国アメリカが、民主主義・市場経済のアメリカ的な社会経済モデルを世界規模で普及させ、維持するプロセスを、多面的に分析するものであり、本科研費のメンバーおよび協力者のみならず、内外の多彩な研究者(日、米、仏、中の経済学者、歴史学者、社会学者、政治学者)との共同作業の成果である。なお14年度には渋谷博史・首藤恵・井村進哉編『アメリカ型企業ガバナンス』、Shibuya, Maruyama, ＆ Yasaka ed. Japanese Economy and Society Under Pax-Americanaが刊行されるべく準備を進めている。
さらに本科研費プロジェクトの最終年度にあたる14年度に、これらの成果を踏まえて、再び国際的学際的なコンファレンスを東京大学で開催する予定であり、そのための論文執筆の準備もはじめている。
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