研究課題/領域番号 |
10210101
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
井上 久遠 北海道大学, 電子化学研究所, 教授 (30021934)
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研究分担者 |
青柳 克信 理化学研究所, 半導体工学研究室, 主任研究員 (70087469)
野田 進 京都大学, 工学研究科, 助教授 (10208358)
大高 一雄 千葉大学, 工学部, 教授 (40010946)
迫田 和彰 北海道大学, 電子科学研究所, 助教授 (90250513)
荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
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キーワード | フォトニック結晶 / フォトニックバンドギャップ / 輻射場の制御 / 光の伝播特性 / 光の局在 / フォトニックバンド構造 / 半導体微細加工 / 光デバイス |
研究概要 |
1.総括班会議を平成11年7月30日、平成12年1月28日、平成12年3月10日の都合3回開催した。毎回、計画研究班間の連携の強化の問題を中心に、ニュースレターの発行、公開シンポジュウムの企画、国際学会への参加、派遣および外国人研究者の招へい、等に関して討論し方針を決めた。 2.本年度の公開シンポジユウムを2回開催した。第1回は、北海道大学学術交流会館で平成11年7月29、30日の2日間にわたり、計画研究班の成果発表を中心にして、他に招待講演4件、一般公募の講演11件で実施した。90名以上の参加者があり、非常に活発な議論がなされ、大変充実したシンポジユウムであった。第2回は、平成12年1月27、28日の両日、神奈川県箱根のKKR会館で、計画研究班の成果発表を基にして討議に中心をおいて形で企画した。事実上、計画研究班のメンバー全員と、一般の参加者30名程度が加わり、学術的問題に関する活発な議論がなされ、今後の研究の展開に向けて多くの成果があり非常に有益であった。なお、毎回、講演概要集を発行している。 3.第1号のニュースレター(30ページ)を平成11年4月に発行した。第2号は、文部省ヒアリングの資料(報告書)を兼ねて、事実上のニュースレターとして平成11年10月に発行(47ページ)した。なお、第3号は、平成12年4月に発行するべく、現在編集中である。 4.第一線で活躍している3人の外国人研究者を招へいし、この領域研究の評価を念頭において、計画研究班の多くのメンバーと活発な議論を行った。今後の研究展開上、有益であった。 5.なお関連した、特定領域のメンバーが全員参加した形(後援)で、国内最初のフォトニック結晶に関する国際ワークショップを平成12年3月8-10日の3日間、仙台ワシントンホテルで開催した。100以上の論文発表、並びに50名の外国人を含めて200名余の参加者があり、充実した国際学会であった。
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