研究課題/領域番号 |
10210101
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
井上 久遠 北海道大学, 電子科学研究所, 名誉教授 (30021934)
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研究分担者 |
青柳 克信 東京工業大学, 総合理工学研究科, 教授 (70087469)
野田 進 京都大学, 工学研究科, 教授 (10208358)
大高 一雄 千葉大学, 先進科学教育センター, 教授 (40010946)
武田 三男 信州大学, 理学研究科, 教授 (20115653)
馬場 俊彦 横浜国立大学, 工学部, 助教授 (50202271)
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キーワード | フォトニック結晶 / フォトニック・バンドギャップ / フォトニックバンド構造 / 輻射場の制御 / 光伝播特性の制御 / 光と物質の互用作用 / 光デバイス / 局在モード |
研究概要 |
本年度における統括班の活動は、平成10年度から13年度までの4年間の成果のヒヤリングの実施ならびに「最終の研究成果報告書」を取りまとめる作業であった。A1ア班〜A3イ班までの6研究班は、内外の学術論文誌への投稿と発行、ならびに特許申請を活動の中心にした。統括班としては、可能な限りの研究成果を盛り込み、「フォトニック結晶」の研究大成を目指し、最終報告書の制作に望んだ。本年度の活動の概要は下記のとおりである。 1.平成15年秋季応用物理学会学術講演会期間中の9月24日に総括班会議を開催した。議題は、10月開催の本特定領域研究のヒヤリングにおけるプレゼンテーションの方針と内容、発表・説明者の選定、資料作成依頼、ならびに最終報告書取りまとめの方針について討議した。 2.10月に、ヒヤリング資料としての「平成14年度科学研究費補助金特定領域研究(B)に係る研究経過などの報告書」の概要ならびに冊子を発行した。 3.12月に、各研究代表者に対して最終の成果報告書の原稿依頼を行い、2月中旬にすべての原稿が提出された。3月下旬に脱稿、4月に冊子体として「研究成果報告書」を製本する予定である。 4.本研究の成果を広く公表するため、本特定領域研究で得られた研究成果を中心にして、英文の専門書"Photonic Crystals-Physics and Applications"をドイツのSpringer社から出版することについて契約を締結し、実施段階に入った。計画研究班の代表者5名および分担者2名、評価委員1名、合計8名の執筆者を選定し、第一段階の執筆を終えた。平成16年2月までに出版できる予定である。
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