研究課題/領域番号 |
10301013
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
住田 正樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究科, 教授 (20036081)
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研究分担者 |
山田 洋子 京都大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20123341)
北山 修 九州大学, 大学院・人間環境学研究科, 教授 (80243856)
南 博文 九州大学, 大学院・人間環境学研究科, 教授 (20192362)
鈴木 毅 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (70206499)
寺本 潔 愛知教育大学, 助教授 (40167523)
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キーワード | 居場所 / 対人ネットワーク / 子ども / フィールドワーク |
研究概要 |
本年度の実施計画に基づき、各研究班の個別研究の実施を行い、それらの成果を合わせて公開セミナーを開催して研究知見の一般への浸透を図ると共に、最終年度にむけた計画の調整を行った。 (2)「居場所」の様相と実態をとらえる調査研究・・・・・・現代の都市環境、地域における子ども達の「居場所」の形態を実証的にとらえる研究手法を開発し基礎データを収集するために、分担研究者それぞれのフィールドにおいて次のような研究を行った。 a)生態学的観察による街中での児童・青年の居場所の実態把握 b)写真投影法による子ども達の「好きな場所」調査の実施 c)学校における居場所調査の実施と「居場所スケール」の開発 (3)児童・青少年の居場所に関する観察・フィールドワーク研究・・・・・・家と学校との間で、児童・青少年がどのような場所に停留し仲間との相互作用の時間をもつかを、フィールド観察によって明らかにし、かつそこで見いだされた典型的な場所(公園、駅、コンビニ、ファーストフードの店、中心街の店舗)において定点観察及び聴き取り調査を行った。また、定点観察に加えて、学校から家への移動中における遊び行為と、仲間どうしの相互交流についてもフィールド調査を実施した。 (4)居場所づくりにむけたアクション・リサーチ・・・・・・上記研究(2)及び(3)の成果に基づいて、都市空間の中に子どもを中心としながら異年齢・異世代の人々が集える交流スペースづくりを試行的に行った。
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