研究課題/領域番号 |
10302002
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
辻中 豊 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70145944)
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研究分担者 |
久保 文明 慶応義塾大学, 法学部, 教授 (00126046)
坪郷 實 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (20118061)
川島 康子 国立環境研究所, 研究員 (10250101)
森井 裕一 東京大学, 教養学部, 助教授 (00284935)
石生 義人 筑波大学, 社会工学系, 講師 (60282331)
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キーワード | 地球環境政策 / ネットワーク分析 / 利益団体 / 比較政治 / NPO / NGO / 気候変動 / アクター |
研究概要 |
この年度の主目的は、日韓調査データの分析に続いて、アメリカ調査、ドイツの調査の分析、中国調査の企画、予備調査、その他欧州、アジアでの調査の実施可能性の検討、パイロット調査、である。ドイツ調査はマーチン・ルーター大学、ベルリン自由大学、韓国分析では高麗大学ガバナンス問題研究所、米調査・分析では、メリーランド大学、中国調査は北京大学との提携で行われた。 1)実証調査の企画、準備、実施。各国研究者とは個別に分析を協議した。 2)ネットワーク調査のドイツでの補完的な実施。昨年度のフォローアップ的な調査を、ドイツで実施し、最終的な調査が完了した。 3)中国調査の企画:中国調査は、日米独韓の調査とは相当程度異なるため、企画・検討に時間をかける必要がある。北京大学政治学・行政管理系の研究者集団と綿密に協議を行った。中国では、社会レベルの基礎団体調査を幾つかのレベルに分け実施する予定であるが、本年度は、北京市ほかでパイロット調査を行った。 4)分析と検討:各国別の入力、集計:米国およびドイツのコードブックを作成し公刊した。単純集計・クロス集計の分析:一次的な分析結果が揃ったところで、各国で研究者を交え、データの意義を検討する研究作業会を次年度に行う。 5)比較分析:日米韓(独)のネットワークデータの比較分析を開始した。団体基礎構造調査:各国の団体基礎構造の比較も開始した。日本を中心とした地球環境政策ネットワークに関する書物を次年度刊行にむけ、準備中を始めた。
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