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1998 年度 実績報告書

日本統治下の旧植民地・占領地社会経済文化の変容

研究課題

研究課題/領域番号 10303001
研究種目

基盤研究(A)

研究機関早稲田大学

研究代表者

小林 英夫  早稲田大学, アジア太平洋研究センター, 教授 (80052546)

研究分担者 檜山 幸夫  中京大学, 法学部, 教授 (40148242)
白石 昌也  横浜市立大学, 国際文化学部, 教授 (70127330)
村嶋 英治  早稲田大学, アジア太平洋研究センター, 教授 (70239515)
山岡 道男  早稲田大学, アジア太平洋研究センター, 教授 (90220235)
後藤 乾一  早稲田大学, アジア太平洋研究センター, 教授 (90063750)
キーワード植民地 / 満鉄 / 東南アジア / 満州
研究概要

本年度の研究実績は、早稲田大学旧社会科学研究所所蔵の植民地関係史料を中央図書館へ搬送し、地域・発行機関別に整理及び分類の上、データ化する前段階としてのカード化作業を行い、旧満州地域のカード化を終了した。その作業過程で、満鉄関係史料中約300点が国内でも珍しいものであり、内72点が国内では早稲田大学にしかない貴重なものであることが判明した。また、東南アジア関係史料に関しても3点の貴重史料を発見した。
上記の作業の他に、小田原市立図書館所蔵の山崎元幹(元満鉄総裁)の文書をマイクロ化する作業を行った。山崎文書は現在のところ国内4ヶ所の機関に散在しており、今年度の小田原市立図書館所蔵分を手始めとして順次他機関の所蔵分をマイクロ化し、最終的に一体化した史料としたい。
その他、南郷龍音(元満鉄調査部員)の日記を中心とした史料を御遺族の好意により閲覧する機会を得たが、これらは次年度で詳細な報告を行う予定である。なお、旧社会科学研究所所蔵史料を整理する中で、満州移民関係の現物史料を発見した。この史料は満州移民研究にとって極めて重要なものであるため、次年度にマイクロ化する予定である。
今年度は基本的に史料整理及び発掘に重点を置いたため、いくつかの貴重史料を発見することが出来たが、詳細な分析は次年度以降とする予定である。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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