• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2000 年度 実績報告書

人間接触環境・床の総合的シミュレーション評価

研究課題

研究課題/領域番号 10305042
研究機関東京理科大学

研究代表者

安岡 正人  東京理科大学, 工学部, 教授 (20058043)

研究分担者 安岡 博人  三井建設技術研究所, 主席研究員
平手 小太郎  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (70165182)
藤井 弘義  東洋大学, 工学部, 講師 (10058141)
田中 治  東京理科大学, 工学部, 助手 (90120196)
キーワード歩行感 / 足インピーダンス / 床インピーダンス / 能動制御床 / 床シミュレータ
研究概要

本年度は,一昨年度開発した力学的アクティブ床シミュレーターの更なる改良とそれによる人体実験及び昨年度開発した熱的アクティブシミュレーターの改良を行った。
力学系については基礎支持部と測定環境の改善並びに,制御ソフト系の改良を行い,加えて小プレートを作成して測定・制御の範囲と精度の向上を図り,被験者実験を行い多くのデータを蓄積した。
具体的には支持構造のインピーダンスの一層の向上を図り制御上問題のないようにした。また,全身対応型の床パネルでは,上部質量の影響をキャンセルできる周波数に限界があり,別途小質量の力センサー付小プレートを作成し改良を加えて250Hz程度までの制御範囲を確保し実測を行った。
温熱系については,冷温水冷却板と面状電熱素子を用いた能動熱流制御パネルに対し,冷却水の流量を増大し,表層部の熱伝達とセンサー位置を改良して温度分布と制御性の向上を図った。
基本的性能としては,冷温水の処理熱量,電熱ヒーターの制御熱量,伝熱特性,過渡応答特性が改善され,温度センサー含めた全体の制御システムとして実用に供し得るようになった。
今後,自主研究として連成総合システムとしての完成度を高め,人体との相関性を本格的に検討する。

URL: 

公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi