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1998 年度 実績報告書

DIS80の変異型の構造解析と多型検出法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 10307011
研究種目

基盤研究(A)

研究機関信州大学

研究代表者

福島 弘文  信州大学, 医学部, 教授 (70135218)

研究分担者 劉 春燕  信州大学, 医学部, 助手 (80303460)
太田 正穂  信州大学, 医学部, 講師 (50115333)
キーワードPCR / 蛍光色素 / 制限酵素 / 多型 / DIS80 / DNA / RFLP / 塩基配列
研究概要

DIS80の塩基配列にEcoRIIのcleavage siteがあるため、この制限酵素を用いたPCR-RFLP法とシークエンス分析からすべてのアリル(日本人集団111名)の分析を行った。その結果11種類の型が検出された。切断パターンで最大フラグメントが小さい方から順に、また48bpのフラグメントが無いものをE1からE5、48bpのフラグメントが出現するものをE6からE10、80bpのフラグメントが出現するものをE11と命名した。ホモの9サンプルのうち2サンプルは24(E4)/24(E8)のpseudohomoタイプであり、その他は18(E3)、24(E4)、27(E3)、28(E4)、31(E4)のホモタイプであった。そのpseudohomoタイプは親子間でも証明され、塩基配列からも明らかにされた。EcoRII以外にMspI、及びAvaIIのcleavage siteが存在するため、これらの酵素を用いたサブタイピングを検討したところアリル28及び30では新たな分類が可能であった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] K.Takayanagi et al.: "Automated Profiling of Nine STR Loci : allelo Frequencies in a Japanese population and Paternity cases" Res.Pract.Forens.Med.41. 53-56 (1998)

  • [文献書誌] A.Arakura et al.: "Subtyping and characterization of DIS80 alleles in a Japanese population using PCR-RFLP" Int J Legal Med.111. 183-187 (1998)

  • [文献書誌] 新倉, 明和: "DIS80のPCR-RFLP法によるサブタイピング" DNA多型. 6. 227-229 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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